初版 ぼく語辞典

リガの高層建築と移ろいゆく空を眺める。

Labdien~

ぼくが現在住んでいる学生寮の部屋からは、リガを遠望し、楽しむことができます。
日々移り変わる空の色合いと、変わらないリガの街の眺めの、綺麗で壮大なコントラストの世界。

朝の空

f:id:ABBshu:20180523031749j:plain

【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(昧爽)

早起きをしてこのグラデーションを見られただけで、3文どころか5,6文は得した気分。

過払い請求が来るのも怖いので2度寝して、得分を消費しようかなー!
春眠は本来、暁を覚えないものなのです。

 

f:id:ABBshu:20180523031753j:plain

ズーム。
部屋からでも目を凝らせば、リガの主要な高い建物がよく見えます。

一番右端に見える古風な建物は、旧市街の中心にあるリガ大聖堂。
そしてその隣は、展望台もある聖ペテロ教会。

橋を挟んで、真ん中にそびえたつ社会主義建築は、ラトビア科学アカデミー。威圧的な雰囲気です。1950年代のソ連時代に建てられました。

そしてその左横に見えるのは、スウェドバンク(Swedbank)という銀行のオフィス。

 

こうして遠くから眺めると、異なる時代の高層建築が1列に並んで見えて面白いですね~。

 

夕方の空

f:id:ABBshu:20180523031744j:plain

【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(黄昏)

光に包まれるような朝方とは変わって、慎み深い沈黙の風景。
背景の夕焼け空が、1日の最後の光を燃えるように放っています。
徐々に夜のとばりが、文字通り降りてくる。

f:id:ABBshu:20180523031740j:plain

時には、こんな夕焼け空も。
雲のカーテンの裏に、梅干しのような太陽が1つ。

f:id:ABBshu:20180523031824j:plain

また別の日には、霧に包まれるリガの街。
河沿いが霧に包まれ、ピンク色に染め上がったこの日の遠望です。

www.abb-ism.com

 

f:id:ABBshu:20180523032408j:plain

【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(真赭)

変わらない街の影と、劇的に変わる空の印象。
「同じ日は二度と来ない」という誰かの格言は、どうやら本当のよう。

 

黄金の空

f:id:ABBshu:20180523031809j:plain

【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(黄金)

終わりに、空が黄金に染まった景色。
これから雷雨が訪れようとしている日、神々しき最後の輝き。

こんなに毎日劇的だけれど、明日だっていつも通り日は昇って来るはず。
それでもやはり「同じ日は二度と来ない」様子。

以上、部屋からの移り行く景色でした。
では、Ata!

ブログ名変更:「マイ・プライベート・ラトビア」から「初版 ぼく語辞典」へ

Labdien~
 
気が付けば、留学生活も残りわずかとなっております。今日この頃、5月の終わり。
ラトビアについて書こう書こうと思い始めたこのブログも、このままだと中途半端なものになってしまいかねないぞ…?
 
というわけで、帰国後も個人ブログとしての使用に耐えられるよう、
ブログ名を変更することにしました。
名前にどうしても気持ち的に縛られちゃうんですよね~。
ブログ名に「ラトビア」と入っていると、それ以外のことを書くのがはばかられるというかね。言い訳です。
 
そんなこんなでこのブログは、
「マイ・プライベート・ラトビア」から「初版 ぼく語辞典」へ改名!
 
名前の由来は特に深くなく、
・日本語の一人称っていっぱいあってオモシロイな~
・新明解国語辞典は編者の個性がにじみ出ていてオモシロイという話を聞いた直後
・ブログ名変えようかな~
を同時に思いながら散歩をしていたら、ふっと浮かび上がってきた次第。
  
それでは!よろしくお願いします~
Ata!

リガでお花見! Uzvaras parks(勝利公園)に出かけよう。

Labdien~

なんとなんと。
4月下旬、リガで桜が咲きました。
こちらの桜の木々、2012年に日本国大使館からリガ市に贈られたものなのだそう。

寄贈場所は、市内中心部からバスやトラムで10分ほどで行ける「勝利公園(Uzvaras parks)」です。

f:id:ABBshu:20180519234451j:plain

【私的ラトビア100景】桜前線ラトビア通過中!

f:id:ABBshu:20180519234757j:plain

f:id:ABBshu:20180519234409j:plain

花々が綺麗なことはわかるけれど、品種が分からない…!
葉っぱが一緒についているようなので、山桜かな?
ご存知の方がいらっしゃれば、ご一報を!

天気の良い休日にはたくさんのリガ市民が、この辺りを散歩しに訪れてきていました。
綺麗ですもんね~。
まさか、こちらで日本情緒のある春を迎えることができるとは、思いもよりませんでした。瓢箪から駒ってこのことかな。

ラトビアでは屋外での飲酒が法律で禁じられているので、日本のようなお花見は出来ません。残念……。
それでも昼は何組かピクニックのようにお花見を楽しむ市民も見られます。

f:id:ABBshu:20180519234735j:plain

鴨は花より団子。

 

f:id:ABBshu:20180519234756j:plain

邦人の友人らとも、お花見に出かけて参りました~。
こうして日本人と桜の樹だけで場面を切り取れば、異国感0ですね。
リガでまさか、こんなにスーパーアットホームな雰囲気を味わえるとは思いませんでした。

 

場所はこちら。大きな公園なので、桜の時期以外でも、散歩におすすめです。
冬には、クロスカントリースキーを楽しむこともできます。
近くには、観光地である「ラトビア国立図書館」があります。

 

それでは、Ata~

ブルーモーメント②:紺に深まるリガの街

Labdien~

f:id:ABBshu:20180518201126j:plain

【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(紺青)

2018年3月23日撮影。
全開に引き続き、旧市街のすぐ近くの石橋の上より。

雲一つない日没直後の空は、ひどく平面的。3次元の世界に身を置いている者として、不思議な感覚を覚えます。


ダウガヴァ河にも、空の色が反射して、視界が紺青色に染まりあがる様子は圧巻です。

 

 

f:id:ABBshu:20180518201116j:plain

f:id:ABBshu:20180518201137j:plain

石橋の上に灯る明りを眺めながら、夜のとばりが訪れる前の短い時間を楽しむ。

それでは、Ata~

ブルーモーメント:群青に染まるリガの空

Labdien~

f:id:ABBshu:20180518000306j:plain

【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(群青)

2018年3月23日撮影。
太陽が沈んだ直後にやって来る、真っ暗な宵の前に訪れる、空が青に染まる時間。

昼でも夜でもない過渡期。
朝のように、何かが始まる予感。
でも少しだけ、朝よりも脱皮して、不思議な高揚感。

国立図書館付近より、旧市街を眺めて。

 

では、また!Ata~

【観光】リガから電車で30分!海の街・ユールマラへ行こう【晩冬】

Labdien!

ラトビア観光に来た多くの人が訪れるのは、やはりまずは首都のリガ。
しかし「せっかくならもっと色んな街を見てみたい!」という方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、ユールマラ(Jūrmala)
リガから電車でわずか30分ほどで気軽に行ける、海辺の街です。

f:id:ABBshu:20180320180101j:plain

【私的ラトビア100景】春待ち海岸
続きを読む