初版 ぼく語辞典

2018-01-01から1年間の記事一覧

【随時更新】九州移動記まとめ

2018年9月に、ヒッチハイクで九州をゆらゆらと巡っておりました。 その記録を数記事にわたって書き連ねているので、ここで順序通りにまとめておきます。

福岡

9月7日午後4時に東京を出る。 ぼくはどこまでも計画をたてる能力に欠ける人間であるらしい。肝心なことを忘れていて、九州移動をするためには九州にまずは上陸しなければいけないのだ。果たしていかにして、九州まで行けばよいのだろう? 飛行機をとろうにも…

ヒッチハイクなんてするもんじゃない。【九州移動 前日譚②】

諸事情で、九州を巡ることにした。 www.abb-ism.com 前回『移動』するということはつまり云々……と偉そうに高説を垂らしてしまったので、肝心の移動方法についても少し時間を割いて書こうと思う。

旅ではない、旅行でもない、移動の記録。【九州移動 前日譚】

「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」(松尾芭蕉『奥の細道』) あるいは、 「私は常に思つてゐる。人生は旅である」(若山牧水『独り歌へる』) _____________ 人生はしばしば、旅に喩えられる。 人生は旅行というよりも、旅…

セブンイレブン化する思い出。

留学を終えて帰国したのち、僕が育った青森市に帰省をしている。 僕は基本的に年に2~3回ほど、地元に帰る。夏季および冬季の大学の長期休暇に合わせてだ。 そしてその地元へ戻るたびに、気が付くことがある。セブンイレブンの店舗数の拡大だ。 青森県にセブ…

とりとめのない、とりためたもの【欧州編②】

入り口(クロアチア・ザグレブ、2017年12月) クロアチアの首都ザグレブにて。 境界には不思議な力を感じる。門、鳥居、暖簾etc...くぐることで、気持ちがシャキッとさせられるような気がすることがある。 ここには、真っ白な扉と、大胆に広がった木の穴。い…

とりとめのない、とりためたもの【欧州編①】

撮るには撮ったものの、どこにも載せずお蔵入りした写真がある。 ブログに載せようにも、Instagramにアップしようにも、それ単体ではストーリーを編めるほどの力を持たぬものたち。 それでもせっかく撮ったのだし、ただのデータとしてPCの中で腐らせてしまう…

つくばエクスプレス沿線をスケボーで滑ると何が起こるのか。

つくばエクスプレス沿線を完歩してから1年半後。2017年の春。 スケートボードを知人からいただいたぼくは、新しいおもちゃを買ってもらった子供のように無根拠にわくわくしていた。 いてもたってもいられず、板を抱えて外へ飛び出す。気が付けば、再びこの場…

つくばエクスプレス沿線を完歩すると何が起こるのか。(結論)

つくばエクスプレスをご存じだろうか? かくかくしかじかの諸事情によりその沿線を完歩することを目指すぼくは、つくば駅を出発して、秋葉原駅へと向かっていた。 果たして、85kmに及ぶ道のりを歩き終えたとき、一体どんな感情が芽生えるのだろう?

つくばエクスプレス沿線を完歩すると何が起こるのか。(道中)

つくばエクスプレスをご存じだろうか? 秋葉原駅とつくば駅間を結ぶ私鉄であり、現在東京からつくば市へ最速で行ける手段であるとともに、つくば市に唯一通っている鉄道でもある。 ところがこの運賃がなかなか高い。少なくとも我々学生にとっては高い。 つく…

【随時更新】私的ラトビア100景 まとめ

Labdien! 1年間の留学期間中に撮ったラトビア国内の写真を「私的ラトビア100景」としてまとめています。 これからラトビアにお越しの方、ラトビアに関心のある方、ぜひここがどんな国なのか雰囲気を味わってみてください。 リガ在住のため、自然とリガ市内の…

ゴッホ「The Stevedores in Arles」感想:ティッセン・ボルネミッサ美術館蔵

フィンセント・ファン・ゴッホ作「The Stevedores in Arles」。マドリードのティッセン・ボルネミッサ美術館に収蔵されている一枚です。 ヨーロッパに留学に来てから、西洋絵画への関心が深まったのですが、その中でも特に惹かれたのがゴッホでした。 ゴッホ…

バルセロナ・ピカソ美術館〜美術初心者は簡単に予習をして行こう

バルセロナにある「ピカソ美術館」に行ってきました。 少年・青年期→青の時代→薔薇の時代→キュビズム→晩年と、ピカソの人生における画風の変化を追うことができます。 スペインの芸術といえば、ピカソ抜きには語れません。 その彼の作品を3000点以上収蔵する…

スペイン屈指の人気ミュージアム!ダリ劇場美術館の感想と行き方

20世紀絵画史の巨人の一人、スペイン出身の画家「サルバドゥール・ダリ」。 シュルレアリスムの代表画家で、強い色彩と不思議なモチーフにより、摩訶不思議だけれど調和のある独特の絵の世界を生み出した人物です。 そんな彼の巨大な世界観を具現化したよう…

フランクフルト空港直結の「The Square」で、お得に物を買い揃えよう!

ヨーロッパ最大のハブ空港「フランクフルト空港」。ヨーロッパへ旅行の際にトランジットで利用する方も多いのではないでしょうか。 今回紹介するのは、空港直結のオフィスビル「The Square」。 こちらの建物には様々なお店が入っており、実は空港内よりもお…

乱視と卵子

最近、眼鏡が壊れた。 落下の衝撃が全体に均等にかかったのか、もともとダメージが蓄積されていたのか。3年間を共にした相棒は、綺麗に真っ二つになってしまった。 南無。

【観光】リガのおすすめ散歩道:晴天のダウガヴァ河沿い

Labdien! 海外旅行をしていると、観光地にたくさん足を運んで、気疲れしてしまった経験はありませんか?今回は、リガのリラックスできる河沿い散歩道をご紹介します。

【観光】ラトビア「森の民芸市」へ出かけよう

Labdien~ ラトビアの首都・リガでは毎年6月の最初の土日に「森の民芸市」が開催されています。1年に1度のこちらのイベント。この民芸市を目的とした、日本からのツアーが毎年企画されているほど、実は規模の大きなものなんです。出店数は数百にも及ぶ、巨大…

【読書感想文】読書について (光文社古典新訳文庫)

Labdien~ さてさて。ぼくの今回の留学の目標の1つに、「100冊読書」がありまして。しかし、ただひたすらに文字を目で追って読むだけでは、本当に真の理解を得ているとは言い難い。せっかくお金を払って、先人の知恵や思考に触れているわけなので、そこから…

【観光】リガ中心部にて、一休みにおすすめな素敵カフェ3選

Labdien~ 旅行者の方だと、気が付いたらいつの間にか歩き疲れてた……ということもしばしばではないでしょうか。 そんなときのために今回は、リガ内にたくさんあるカフェの中でも、 リガ観光の中心・旧市街周辺で 席数が多く、時間を気にせずにゆっくりと過ご…

夜が幻想郷だった頃。

【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(威風) 部屋から見える今日の夕暮れは、なかなかドラマチックだった。雲が燃えるように焼けている。空はさながら劇場だ。観客席にいるぼくは、舞台の壮大さに圧倒されている。

リガの高層建築と移ろいゆく空を眺める。

Labdien~ ぼくが現在住んでいる学生寮の部屋からは、リガを遠望し、楽しむことができます。日々移り変わる空の色合いと、変わらないリガの街の眺めの、綺麗で壮大なコントラストの世界。 朝の空 夕方の空 黄金の空 朝の空 【私的ラトビア100景】ラトビアン…

ブログ名変更:「マイ・プライベート・ラトビア」から「初版 ぼく語辞典」へ

Labdien~ 気が付けば、留学生活も残りわずかとなっております。今日この頃、5月の終わり。ラトビアについて書こう書こうと思い始めたこのブログも、このままだと中途半端なものになってしまいかねないぞ…? というわけで、帰国後も個人ブログとしての使用に…

リガでお花見! Uzvaras parks(勝利公園)に出かけよう。

Labdien~なんとなんと。4月下旬、リガで桜が咲きました。こちらの桜の木々、2012年に日本国大使館からリガ市に贈られたものなのだそう。寄贈場所は、市内中心部からバスやトラムで10分ほどで行ける「勝利公園(Uzvaras parks)」です。 【私的ラトビア100景】…

ブルーモーメント②:紺に深まるリガの街

Labdien~ 【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(紺青) 2018年3月23日撮影。全開に引き続き、旧市街のすぐ近くの石橋の上より。 雲一つない日没直後の空は、ひどく平面的。3次元の世界に身を置いている者として、不思議な感覚を覚えます。…

ブルーモーメント:群青に染まるリガの空

Labdien~ 【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(群青) 2018年3月23日撮影。太陽が沈んだ直後にやって来る、真っ暗な宵の前に訪れる、空が青に染まる時間。 昼でも夜でもない過渡期。朝のように、何かが始まる予感。でも少しだけ、朝より…

雨があがれば……

【私的ラトビア100景】春風化粧

【観光】リガから電車で30分!海の街・ユールマラへ行こう【晩冬】

Labdien! ラトビア観光に来た多くの人が訪れるのは、やはりまずは首都のリガ。しかし「せっかくならもっと色んな街を見てみたい!」という方も多いのではないでしょうか。 そこでおすすめなのが、ユールマラ(Jūrmala)!リガから電車でわずか30分ほどで気軽…

【観光】ユールマラ観光の玄関口・マヨリ駅の輝き【写真11枚】

Labdien~ 皆さん、「ユールマラ(Jūrmala)」をご存知でしょうか?ユールマラは、ラトビアでも屈指のリゾート地。 首都リガから電車で約30分ほどのアクセスの良さもあり、特に夏場は多くの住民や観光客が海でのバカンスを楽しむ、穏やかな街です。 またユー…

冬から春へ:季節の狭間のダウガヴァ河

【私的ラトビア100景】季節横断 Labdien~どもども、あべべです。 3月中旬に入ってからのリガの天気は、透き通るほど気持ちの良い青空続き! この頃は気温が1℃や2℃など、プラスになる日も少しずつ増えてきました。気温がプラスの日は天気が悪く、マイナスの…