初版 ぼく語辞典

ブルーモーメント②:紺に深まるリガの街

Labdien~

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【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(紺青)

2018年3月23日撮影。
全開に引き続き、旧市街のすぐ近くの石橋の上より。

雲一つない日没直後の空は、ひどく平面的。3次元の世界に身を置いている者として、不思議な感覚を覚えます。


ダウガヴァ河にも、空の色が反射して、視界が紺青色に染まりあがる様子は圧巻です。

 

 

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石橋の上に灯る明りを眺めながら、夜のとばりが訪れる前の短い時間を楽しむ。

それでは、Ata~

ブルーモーメント:群青に染まるリガの空

Labdien~

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【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(群青)

2018年3月23日撮影。
太陽が沈んだ直後にやって来る、真っ暗な宵の前に訪れる、空が青に染まる時間。

昼でも夜でもない過渡期。
朝のように、何かが始まる予感。
でも少しだけ、朝よりも脱皮して、不思議な高揚感。

国立図書館付近より、旧市街を眺めて。

 

では、また!Ata~

【観光】リガから電車で30分!海の街・ユールマラへ行こう【晩冬】

Labdien!

ラトビア観光に来た多くの人が訪れるのは、やはりまずは首都のリガ。
しかし「せっかくならもっと色んな街を見てみたい!」という方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、ユールマラ(Jūrmala)
リガから電車でわずか30分ほどで気軽に行ける、海辺の街です。

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【私的ラトビア100景】春待ち海岸
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【観光】ユールマラ観光の玄関口・マヨリ駅の輝き【写真11枚】

Labdien~

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皆さん、「ユールマラ(Jūrmala)」をご存知でしょうか?

ユールマラは、ラトビアでも屈指のリゾート地。

首都リガから電車で約30分ほどのアクセスの良さもあり、特に夏場は多くの住民や観光客が海でのバカンスを楽しむ、穏やかな街です。

またユールマラはラトビアで一番東西に長く広がっている街。それに伴い、ビーチも横に長く長く広がっており、海の開放感を他の場所以上に際立たせてくれます。

 

その観光の玄関口となるのがマヨリ(Majori)駅。

ところで街もそうですが、この駅自体もなかなかどうして美しいんです。

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【私的ラトビア100景】待ち時間

特に晴れている日は最高!

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右側に見える建物がマヨリ駅の駅舎

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ゆっくりと流れる時間

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撮影日は2018年3月17日。まだ河は凍っていますね。

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晴れているというだけであらゆるものが映えるように感じるられるから、太陽は偉大。

 

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電車がまもなくやって来る。少し遠くに見えている。

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リガ行きの電車に乗るためにホームに人が集まってきます。

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リガ行きの電車

駅のすぐ隣にある水辺はリエル河(Lielupe)。

「線路」「水辺」「青空」という、訳もなく爽やかな心地になれるような要素が勢ぞろい。
江ノ島電鉄の沿線をどこか彷彿とさせる、気持ちの良い駅です。


場所と、電車の乗り方はこちらから!

 

駅から街や海までは歩いてすぐ!

次回は、ユールマラの街についてもお伝えしますよ~。

では、Atā〜

冬から春へ:季節の狭間のダウガヴァ河

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【私的ラトビア100景】季節横断

Labdien~
どもども、あべべです。

 
3月中旬に入ってからのリガの天気は、透き通るほど気持ちの良い青空続き!


この頃は気温が1℃や2℃など、プラスになる日も少しずつ増えてきました。
気温がプラスの日は天気が悪く、マイナスの肌寒い日は太陽がさんさんと照りつける。
そんな反比例のような日々が、3月に入ってからは続いています。

そして近づく陽気を受けて、凍っていたダウガヴァ河も少しずつ溶け始めです。

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冬の色もまだ残りながら、春がすぐそこまで来ていることを河が知らせてくれます。
まさに季節の変わり目。その初め。

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河岸には、ラトビア国旗が高々と掲揚されています。

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悠々と、どこからかより来て、またどこかへ飛び立ってゆく鳥たち。

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影もくっきり爽やか

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すぐそばのリガ中央駅から出発した電車は、この河の上を通過して行きます。

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河の一部はまだ、ひんやり冬化粧

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暖かい雰囲気はもはや春。ところが気温は実は氷点下5℃!


撮影場所はこちら。
ピンで示している場所付近の河岸を散歩しての撮影でした。
街の中心部が水辺にとても近いことが、リガの好きなポイントです。

 

今までは青と白が中心の景色でしたが、まもなく緑色も加わってくるはず。
今からカラフルな春や夏の到来が楽しみです!

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それでは、Ata~

リガの学生寮のすぐ側にネッコがいる話

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Labdien~
 
現在リガ市内の大学に通う僕は、学生寮生活を送っています。
寮の入り口からバスが走る道に出るまでの間には、一本の歩道が伸びています。
そしてそこで、彼らは、あるいは彼女らは生活しているわけです。

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バスから降りて徒歩3分、寮へと戻るための帰路。
今日も彼らはおりました。

ですね。
今日も仲良し3匹揃っております。

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あっちを見たり、こっちを見たり。

 

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眺めていると、ゆるゆるとした気分にさせてもらえます。

 

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狛犬のような綺麗な姿勢。
コタツの無い国では、冬の猫は一体どこで丸くなるのでしょうか。

 

ゆるゆるとした気持ちで寮に戻ると、受付のお兄さんが真顔で話しかけてきた。

Hey, 君さっきそこの通りで猫の写真撮ってたよね?」

 
うわ、なんだべ。
見られてたのか、気が付かなかった。
あー、ひょっとして何か注意されんのかなー。
人間にあんまし慣れさせすぎるといけないとかかなー。
 
彼の真顔に反応して、ネガティブな方向で思考はめぐる。
けれど次に、お兄さんは照れ臭そうにはにかんで、
「もし良ければその写真、後で僕に送ってくれないかなあ…?」
 
猫より、あんたが可愛いわ。

ではAta