初版 ぼく語辞典

【交通】東欧やバルト三国をバスで移動するなら!ECOLINESに乗ってみた。

Labdien~

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海外、特にヨーロッパに来たら、せっかくなら色んな国に行ってみたいですよね!
 
島国日本に住み慣れていると少し不思議な感じもしますが、大陸内にある国は隣国と地続きで接しているので、電車や車での移動も当然のごとく可能です。
 
特にヨーロッパのシェンゲン協定エリア内は、出入国審査がなく自由な行き来ができるので、国境を越える障壁はより一層下がります。
 
私が現在住んでいるラトビアやバルト三国もシェンゲン協定エリア内。
航空機はもちろん、ヨーロッパ諸国へ行くための国際バスも多数あります。

今回はその中の一つ、ECOLINES(エコラインズ)について簡単な紹介と実際に乗ってみた感想をお伝えします。

ECOLINESってどんなバス会社?

ECOLINESは主に東欧やバルト三国内に、多くの路線を持つバス会社です。
 
その他、ロシアの諸都市、ドイツ諸都市、パリ、アムステルダムとつながった路線を設けており、ヨーロッパ内でも広い範囲を走るバス会社の1つ。
 
本社はラトビアの首都リガにあります。
 

料金について

ラトビアから周辺諸国の都市にバスで行く際には、Lux Express, Eurolines, ECOLINESの3社のいずれかを使うことが主になります。
なかでもECOLINESは比較的チケットが安いイメージがあります。
 
もちろん時間や時期、セールによって値段は常に移り変わるので、狙っているチケットがある場合はこまめに情報を追うことをおすすめします。
 
またEcolinesは一部の人に対して割引料金を設けています。
割引を受けられるのは、0~12歳の子供、13~18歳もしくはISICカード(国際学生証)保持者、60歳以上の高齢者や身体障害者

割引の割合は、
  • 0~12歳:正規料金から半額
  • 13~18歳,ISICカード保持者:正規料金から10%引き
  • 60歳~,身体障害者:正規料金から10%引き

となっています。
予約のフォームでそれぞれ自分がどれに当てはまるか選択でき、乗車の際にそれを示すためのドキュメントを提示する必要があります。

ヴィリニュスからリガへ!実際に乗ってみた。

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2階建ての大きなバス。
なかなかインパクトのある太っちょボディです。
「ECOLINES」という、全て大文字の会社名が似合うような重量感。

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後方に荷物を預けるためのトランクがあります。
リュックサックを背負っているみたい。

バスの入り口でチケットとパスポートを見せて乗車。

チケットに関して、スマホやタブレット内のデータを見せて乗れたという話も聞きますが、ECOLINESのページには印刷してくるように書いてあるので、基本的には印刷して紙媒体で持っていくようにしましょう。

 

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座り心地は特別良いわけでもなく、特別悪いわけでもなく。
今まで乗ってきたときには、席数に対して乗客の数はあまり多くなかったので、シートをめいっぱい倒してよく眠ることができました(リガ⇔タリン、リガ⇔ヴィリニュスの早朝便と夜便を今まで何度か使ってきましたが、それほど混むことはありませんでした。)

 

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それぞれの座席には、なんとモニターが付いています。

映画や音楽、本が内蔵されており、様々な言語に対応。
まるで飛行機だ……。

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映画の種類がめちゃくちゃ豊富!
「ディズニー映画」や「ミニオンズ」のようなアニメーション、「ファンタスティック・ビースト」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「トランス・フォーマー」「インセプション」「リンカーン」「300」等、ジャンルも様々にポピュラーな映画が多数用意されています。


その数なんと、90本以上。
飛行機よりも多くないかこれ。

日本語音声や字幕はもちろんありません。
とはいえ、ディズニー映画など、簡単な外国語でも内容が面白いものは多く用意されています!

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「300」のワンシーン。

 

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バス車内にはコーヒーメーカーもついています。

フリーWi-Fiもあるので、車内でインターネットを使うことも可能。

寝るもよし、映画を見るもよし、ネットを使うもよし、景色を楽しむのも良し。


結果、
なんだこれ。超居心地いいやんけ!

というのが、まず出た感想。
これ、まるで移動式マンガ喫茶ですよ!マンガはないけども!
 
リトアニアの首都ヴィリニュスからラトビアの首都リガまで、快適な4時間を過ごすことができました。
 

さらに詳しい情報や予約はこちらから!

バスのルートや荷物について等、さらに詳しい情報はこちらの、ECOLINEのホームページからご確認ください。予約もこちらから出来ます。↓