初版 ぼく語辞典

【観光】氷のアートの世界へ!イェルガヴァ「第20回 国際氷像祭」

Labdien~
寒っっいラトビアの冬がやってきました。帽子手袋を着け忘れた日には、手や耳が恐ろしくかじかんで大変大変。


が、この冬だからこそ楽しむことのできるイベントもあります。
それが今回行ってきた「国際氷像祭」!
冬季限定の「氷」というマテリアルを存分に用いた、美しいアートイベントをご紹介します!

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【私的ラトビア100景】⑩氷の美術館・イェルガヴァ

 

 

国際氷像祭って??

ラトビア共和国の首都・リガからバスや電車でおよそ50分。

リガの南東にある街・イェルガヴァでは毎年「国際氷像祭(the International Ice Sculpture Festival)」が開かれています。今年は20回目!

2018年の開催期間は2月9~11日の3日間です。

 

ラトビア・ロシア・中国・ウクライナ等計10か国からアーティストが参加し、大小様々な氷の彫刻を作り上げます。

今年のテーマは「」!
一体どんなイベントなのか、早速遊びに行ってみましょう!

 

 

無料エリアは、小さな氷の遊園地!

イェルガヴァ駅から会場へは、徒歩で約20分。
会場には、無料の場所と有料の場所が分けられています。

まずは入場無料の公園エリアへ向かいます。

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あまり大きくない公園ですが、お店や氷像が多く集まり、クリスマスマーケットを思わせる賑わいを見せていました。

 

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早速美しいトナカイの氷像!

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「ラトビア」に関係するものが、氷の中に入れられて展示されていました。

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氷の滑り台や……

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氷の迷路!

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メリーゴーランドも。まるで3日間限定の小さな遊園地です。

 

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お店も多く集まり、クリスマスマーケットに似た暖かさ

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飲みたいですね~

有料エリアには、本格的な氷像が大集結

続いて公園から歩いて5分ほどの有料エリアへ。
チケット料金は現地で購入すると、

  • 大人5€
  • 学生・高齢者3€
  • 家族(大人2人子供2人/大人1人子供3人)10€。

先に予約しておけば、大人4€、学生・高齢者2€、家族料金6€となりお得です。

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入場してすぐの直線の道にはたくさんの小さな氷像が並んでいます。

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折り鶴のような彫刻も。

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橋を渡ると展示エリアです。川も自然に凍るような季節。

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リトアニアのMartynas GaubasとTautvilas Povilionis作「WET DREAMS」

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ロシアのEgor Kuklin, Ilia Mekhriakov作「SARVADOR DREAM」。ダリの顔はいつどんな形で見てもインパクト抜群です。

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光の変化によって、氷像も様々な表情を見せます。

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ロシアのMariia Vavaeva, Matvey vavaev作「AND LET THE WHOLE WORLD WAIT」。個人的に印象に残った作品。円の上で瞑想する蛙は何を夢見ているのでしょう?

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ロシアのAleksandr Parfenov, Denis Abdulin作「TRIUMPH OWER THE BLANK PAGE FEAR」。

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ラトビア人Ainars Zingniks, 中国人Xu Tao共作「DREAM WAKEUP」。森林の神がフクロウによって夢から起こされる幻想的な神話の1シーンの再現。

等々。今回ご紹介したのは、全体に展示されているもののごく一部。

テーマが「夢」とあって、幻想的な作品が多いですね〜。

わずか3日間という開催期間、やがて必ず溶けてしまう氷という物質による芸術ということもあり、美しさの中にもどこか儚さが感じられる作品たちでありました。

 

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氷で作られたバーも!

会場では、彫刻作りのライブイベントが行われたり、夜には花火が打ち上げられたりと、展示を見るだけでない多くの楽しみが用意されています!


 

イェルガヴァへの行き方

イェルガヴァへはバスもしくは電車で行くことができます。
電車の乗り方はこちらからみることができます。↓

latvija.hatenablog.com

 

おわりに

いかかでしたか?

祭りの期間自体は短いですが、その分濃密なお祭りでした!
リガからも気軽に行ける場所なので、ぜひ時期が合えばぜひ訪れてみることをお勧めします。

では、Ata!