Labdien~
ラトビアの首都・リガでは毎年6月の最初の土日に「森の民芸市」が開催されています。
1年に1度のこちらのイベント。
この民芸市を目的とした、日本からのツアーが毎年企画されているほど、実は規模の大きなものなんです。
出店数は数百にも及ぶ、巨大なハンドメイドマーケット。
森の中に突然現れるこのマーケットへ1歩足を踏み入れてみれば、まるでおとぎの国に迷い込んでしまったかのよう。
写真と共に、その様子を簡単にご紹介します。
「森の民芸市」ギャラリー
入場チケットを買って、いざ市場へ。
会場は、リガ市内にある「ラトビア野外民族博物館」。
行き方等の詳細は、記事の最後の方に掲載します。
入場してすぐは、主に飲食物を販売する一本道となっています。
早速賑わってますね~。
かわいい動物の蜜蝋キャンドル。
お手軽なお土産に、ついつい連れて帰りたくなっちゃいます。
デコレーションクッキーや、
色鮮やかなパウンドケーキ。
あちらこちらでつまみ食いをしながらゆっくりと進んでいくと、
ザ・民芸だらけの、まさに「民芸市」の会場へ。
噂には聞いていましたが、日本人もかなりいます。ラトビアで大勢の邦人を見かけることはあまりないので、妙な新鮮さを感じたり。
ラトビア人の客引きに日本語で話しかけられたほどです。初めてだよ、そんなの!
お店の周りは高い木々に囲まれて、まさに「森」の中の市場。
ハンドメイドの布製品。
スカーフやミトンから、ワンピースや伝統衣装まで、幅広い衣類が会場各地で販売されています。
お手製のカゴ。
値段は大きさや機能性にもよりますが、およそ20~30€ほどからお買い求めできそうです。
木製品色々。
木や陶器の食器類。
屋外に本屋さんが集中しているエリアも。
奥の広場ではまるでビアフェスのように、様々なビールや食事の屋台が並んでいました。ここもまた、大勢の地元民や観光客で賑わっています。
黄金風景……!
昼に開放感のある屋外で飲むビールは最高です。
会場は民族博物館ということで、過去のラトビア人の暮らしを再現した家屋も、会場内には展示されています。
それぞれ気持ちのこもった商品を扱っているからか、会場の空気もどこか和やか。自然と喧騒を忘れて、のんびりと穏やかな気持ちになっていました。
「1年に1度と言わずに、毎週やってほしい!」と思うくらい、暖かい空気に包まれた楽しいマーケットでした。
「森の民芸市」基礎情報
- 開催時期:6月の第一土曜日と日曜日
- 開催場所:ラトビア野外民族博物館
- 行き方 :タクシー(中央駅付近から片道8€ほど)、
バス(駅付近のMerķeļa ielaから1番バスでBrīvbadas muzejsへ)
公共交通機関の使い方は、こちらを参照ください。
それでは、Atā!