初版 ぼく語辞典

リガの高層建築と移ろいゆく空を眺める。

Labdien~

ぼくが現在住んでいる学生寮の部屋からは、リガを遠望し、楽しむことができます。
日々移り変わる空の色合いと、変わらないリガの街の眺めの、綺麗で壮大なコントラストの世界。

朝の空

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【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(昧爽)

早起きをしてこのグラデーションを見られただけで、3文どころか5,6文は得した気分。

過払い請求が来るのも怖いので2度寝して、得分を消費しようかなー!
春眠は本来、暁を覚えないものなのです。

 

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ズーム。
部屋からでも目を凝らせば、リガの主要な高い建物がよく見えます。

一番右端に見える古風な建物は、旧市街の中心にあるリガ大聖堂。
そしてその隣は、展望台もある聖ペテロ教会。

橋を挟んで、真ん中にそびえたつ社会主義建築は、ラトビア科学アカデミー。威圧的な雰囲気です。1950年代のソ連時代に建てられました。

そしてその左横に見えるのは、スウェドバンク(Swedbank)という銀行のオフィス。

 

こうして遠くから眺めると、異なる時代の高層建築が1列に並んで見えて面白いですね~。

 

夕方の空

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【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(黄昏)

光に包まれるような朝方とは変わって、慎み深い沈黙の風景。
背景の夕焼け空が、1日の最後の光を燃えるように放っています。
徐々に夜のとばりが、文字通り降りてくる。

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時には、こんな夕焼け空も。
雲のカーテンの裏に、梅干しのような太陽が1つ。

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また別の日には、霧に包まれるリガの街。
河沿いが霧に包まれ、ピンク色に染め上がったこの日の遠望です。

www.abb-ism.com

 

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【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(真赭)

変わらない街の影と、劇的に変わる空の印象。
「同じ日は二度と来ない」という誰かの格言は、どうやら本当のよう。

 

黄金の空

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【私的ラトビア100景】ラトビアン・スカイ・カンヴァス(黄金)

終わりに、空が黄金に染まった景色。
これから雷雨が訪れようとしている日、神々しき最後の輝き。

こんなに毎日劇的だけれど、明日だっていつも通り日は昇って来るはず。
それでもやはり「同じ日は二度と来ない」様子。

以上、部屋からの移り行く景色でした。
では、Ata!