ですが今回観てきたのは10月末・晩秋の穏やかな公園の顔!
市内中心部からでも気軽にアクセスできるチルアウトプレイス。早速行きまっしょい!
e-ticketがやっぱり最強な件
以前の灯台ほどは遠くないけれど、やっぱり歩いては行きたくない距離。
森林公園到着!
入り口はこちら。
ラトビア最大の5年に1度の大イベント「歌と踊りの祭典」の会場だからでしょうか?歌っているようなモニュメントが入り口にあります。
こちらが地図。広さは11㎢弱。
東京ドームの2倍ちょっとの広さといったところでしょうか。なかなか大きい公園です。
湖畔にて ~2つの静寂
「森林公園」。その名の通り、どこまでも広がるかのような森は穏やかで素敵なのですが、今回その写真はありません…!
季節的に葉っぱが落ち始めているのと、僕の撮影技術の問題です。(笑)
ただ、森林公園内にある湖もまた、大変美しかったのです。
西に沈む夕日を反射して、薄いピンク色に染まる雲・空・水面。
ふらふらと気ままに移ろう雲に呼応するかのように、ゆらゆら揺れる水面上の鴨たち。
聞こえるのは波の音と鴨の鳴き声だけ。
僕が勝手に感動しているだけです。
水辺も鴨も空も何も、僕に対して何ら訴えようとする意志はない。
ここに来る前に、実は間違って近くの共同墓地に降りてしまったんです。
そこもそこでまた広いから、てっきり森林公園と勘違いして入り込んでしまったんだよね。でも、明らかに雰囲気が違うんです。
墓地も公園と同じく静寂に包まれていた。巨大な石門があり、石でできた道がのびて、木々が両脇に規則正しく植えられていた。創出された人為的な静けさがそこにはありました。
ここでは、その様子は感じられない。
少なくとも表面上は感じられません。鴨は鴨として生活し、湖の動きは自然のあるがまま為すがままになっている。風は勝手に吹くし、雲は放っておいても動き続ける。
墓地とは対照的に、自然の、「生」の静寂がここでは力強くありました。
彼らはそれを訴える気は全くありません。
ただ僕がそう思っただけです。
でも勝手に何かから美しさを見つけようとすることに、無から有の価値を見出すところに、人間の面白さを感じるのです。
場所はこちら
リガ市中心部からトラムで30分ほどの北東部にあります。
特に中央駅や旧市街からだと、「Nationala Opera」(国立オペラ)から11番トラムに乗っていくのが一番早いです。
おわりに
リガ市内には、簡単にアクセスできる静かな場所がたくさんあります。
自然と親しみ遊ぶことが、ラトビアを楽しむ秘訣かな~、と最近よく思います。
春が来たら、森林公園の森の様子も、しっかりお伝えしますよ!
では、Atā~