初版 ぼく語辞典

【観光】ガイド本には載らない灯台へ!リガの北端に行こう【秋】

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Labdien~
どもども、あべべです。
 
今回行った場所はここ!
リガ市の最北端「マンガリュサラス灯台」。
時期は10月中旬・秋です。

 

 

  • ガイドブックに載っていないような場所に行きたい!
  • e-ticketが一律料金なら、遠くまで行った方がお得だよなあと感じる
  • 海や灯台が大好き!
こんな皆さんにおすすめの場所です。
それでは、行きまっしょい~。
 

 

e-ticketが最強な件

リガの公共交通機関を利用する際に必要な「e-ticket」。以前こちらの記事で紹介したように、リガ市内の乗り物は1度の乗車につき一律の料金です。
僕は長期滞在学生なので、月額16€のe-ticketを使っています。
つまり16€=2100円くらいで、1国の首都のどこにでも行けるということです。
 

 
どうせ行くならまずは一番遠いところへ行ってみようと、リガ北端の灯台へ向かったのでした。

 

美しい秋の日常!灯台へと続く道

中央駅からバスに揺られること1時間半。
ようやく灯台最寄りの「Mangaļsala」バス停に到着。ここがこのバスの修着点。
一度は満席になっていた車内でしたが、ターミナルにて降車したのはわずか4,5人ほど。
 
10月。紅葉がほどよく始まった時期です。
葉っぱと土の香りが、少し涼しげな風に乗ってきます。まさに秋って感じ。
 
近くにはぽつぽつ家があるほかは、木々が立ち並んでいます。
目的地の灯台は、まだほんの少し先。
 

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灯台へと続く道。
紅葉が秋のつくりだすアーチ。
 
車や自転車がどんどん僕を追い越していきます。思ったよりも有名な場所なのかな。
潮の香りと水辺の気配は、まだ感じられません。
 

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バス停から歩くこと10分弱。水が見えた!
ロシアから始まり、リガ中心部を流れてくるダウガヴァ川です。
ここまで来たら、バルト海はきっともうすぐそこ。川に沿って歩いて行こう。
 

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【私的ラトビア100景】③秋の河口

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着いたー!
バス停から歩くこと約2キロ。到着、バルト海!
2キロというとそこそこな距離に感じるかもしれませんが、景色を楽しみながら歩いていたら、気付けば着いていました。
 
では、いざ灯台へ。まっすぐに伸びる道の奥に小さく見えているのがそれだ!
 
……と意気揚々と歩み出したは良かったのだけれど。
思ったよりも波が激しく、灯台下までは辿り着けず。

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【私的ラトビア100景】④バルト海へ

でも程よく離れたここがきっと、綺麗に灯台を楽しむにはちょうど良い場所かな。
ことわざを意訳するとですね。

 

家族や恋人・ペットと一緒に来ている人たち。友達と遊ぶ子供たち。
この辺りには、特に現地の人たちが多くいたように見受けられます。

聴こえてくるのは波と風の音。
見えるものは広い広い青い世界。海を行く船がだんだんと見えなくなるのが、水平線の向こうの広さを教えてくれます。
 
週末遊びに来るのにちょうど良い、最高にゆったりとした空間でした。
今度は波がおとなしい時に来ようかな。

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行きかた

灯台最寄りのバス停から、灯台すぐそばの防波堤までのルートです。
バス停までは、中央駅から「24番」バスで行くことができます。
 
この「Mangaļsala」が終着駅なので、1時間弱乗っていれば、特に降りる場所を気にすることなく到着できます。
イージ〜。

おわりに

波が激しかった、と前に書きましたが、灯台の写真を撮っているときに海水が足に浸食しまくりだったので、僕の足はびっしょびしょになりました。この後数日、服に合う靴がなくて困ったのは内緒です。
 
ページの最初にのっけたグーグルアースを見ると灯台のすぐそばにも人がいるので、季節や干潮時刻をチェックしていくと良さそうですね。
 
こうして特段変わったことをしないで、ゆる~りとその場所に溶け込むのも「観光」の1つの形かな、と思ったり。
 
では、Atā!